編集工学者・松岡正剛の千夜千冊をより楽しみ、知の殿堂を攻略するためのwikiです。

3.和光同塵




藤原不比等という国家|0857夜 上山春平『埋もれた巨像』(哲学叢書(岩波書店))

消えないフルコトの響き|0571夜 斎部広成撰『古語拾遺』(便利堂 岩波文庫)

神前読経をする神宮寺|0910夜 逵日出典『神仏習合』(ロッコウブックス(六興出版))

「命ずる神」と「応える神」|0668夜 佐藤弘夫『アマテラスの変貌』(法藏館)

本地垂迹説の裏側で|0109夜 海津一朗『神風と悪党の世紀』(講談社現代新書)

皇統をつくるレジティマシー|0815夜 北畠親房『神皇正統記』(教育社新書)

宗教学ではわかるまい|0409夜 高取正男『神道の成立』(平凡社選書)

センス・オブ・ワンダー主義|0065夜 鎌田東二『神道とは何か』(PHP新書)

若水を汲むめでたさ|0451夜 大林太良『正月の来た道』(小学館)

深秘に影向する中世越境神|1087夜 山本ひろ子『異神』(平凡社)

アエノコトを守りたい|0457夜 合田一道『日本の奇祭』(青弓社)

お別火と一夜官女|0537夜 宮田登『ヒメの民俗学』(青土社 ちくま学芸文庫)

何の因果で木挽をなさる|0239夜 宮本常一『忘れられた日本人』(未來社 岩波文庫)

中世職能ネットワーク|0087夜 網野善彦『日本の歴史をよみなおす』(ちくまプリマーブックス)


8.鹿鳴館と国民之友




物産複合としての日本|0225夜 川勝平太『日本文明と近代西洋』(NHKブックス)

シーレーンに甘すぎるんだ|0581夜 伊部英男『開国』(ミネルヴァ書房)

官軍に裏切られた男たち|0864夜 長谷川伸『相楽総三とその同志』(中公文庫)

王民共同体の可能性|0015夜 鈴木正幸編『王と公』(叢書 歴史学と現在(柏書房))

明治ソサエチーと森有礼|0592夜 戸沢行夫『明六社の人びと』(築地書館)

一身独立して一国独立する|0412夜 福澤諭吉『文明論之概略』(岩波文庫)

近代知識人の母型たち|0272夜 桑原武夫編『日本の名著 近代の思想』(中公新書)

官と民とヤクザのあいだ|0549夜 長谷川昇『博徒と自由民権』(中公新書 平凡社ライブラリー)

立志立国立憲の日々|0131夜 磯田光一『鹿鳴館の系譜』(文藝春秋 講談社文芸文庫)

黄禍論と日本主義|0686夜 平川祐弘『和魂洋才の系譜』(河出書房新社)

小泉八雲のクレオール|0007夜 ベンチョン・ユー『神々の猿』(恒文社)

平民国家の歴史|0885夜 徳富蘇峰『維新への胎動』(講談社学術文庫)

真景山水ジャパネスク|0489夜 志賀重昂『日本風景論』(講談社学術文庫)

明治に広がる多民族幻想|0774夜 小熊英二『単一民族神話の起源』(新曜社)

とんでもない空想史学たち|0511夜 長山靖生『偽史冒険世界』(筑摩書房 ちくま文庫)

アリバイのない歴史|0294夜 佐治芳彦『謎の神代文字』(徳間書店)


10.美は乱調にあり




一犯一語の乱調哲学|0736夜 大杉栄『大杉栄自叙伝』(中公文庫)

堺と文楽とアナキズム|0528夜 荒畑寒村『寒村自伝』(板垣書店 筑摩叢書 岩波文庫)

硬漢ジャーナリストの溜飲|0819夜 長谷川如是閑『倫敦!倫敦?』(岩波文庫)

鳳の国と自治学会|0093夜 滝沢誠『権藤成卿』(紀伊國屋書店 ぺりかん社)

天皇ハ国民ノ総代表タリ|0942夜 北一輝『日本改造法案大綱』(北一輝著作集第二巻(みすず書房))

満州事変とその後の判断|1092夜 松本健一『日本の失敗』(東洋経済新報社)

昭和日【蓮】主義とテロリズム|0378夜 寺内大吉『化城の昭和史』(毎日新聞社 中公文庫)

川島芳子の上海事変|0304夜 生島治郎『乱の王女』(集英社文庫 中公文庫)

満州建国大学でおこった出来事|0430夜 安彦良和『虹色のトロツキー』(潮出版社 中公文庫)

楡のハルビン緑の都|0808夜 芳地隆之『ハルビン学院と満洲国』(新潮選書)

プロジェクトXここに始まる|0708夜 前間孝則『亜細亜新幹線』(実業之日本社 講談社文庫)

ドキュメント中島飛行機|0283夜 渡部一英『日本の飛行機王 中島知久平』(鳳文書林 光人社NF文庫)

ゼロ戦撃墜王から見た日本|0568夜 坂井三郎『大空のサムライ』(光人社 講談社+α文庫)


11.野火と黒い雨




大和轟沈シテ巨体四裂ス|0961夜 吉田満『戦艦大和ノ最期』(北洋選書 講談社文芸文庫)

憂国の士の戦争批判|0832夜 村上兵衛『国破レテ』(サイマル出版会)

ぼくが生まれた年の暗号|0181夜 柳田邦男『マリコ』(新潮社)

東條英機と闘って自決した|0575夜 緒方竹虎『人間中野正剛』(鱒書房 ビデオ出版 中公文庫)

誤解された男の戦中記|0648夜 清沢洌『暗黒日記』(復初文庫(評論社) ちくま学芸文庫)

GHQ記者が見た敗戦者|0112夜 マーク・ゲイン『ニッポン日記』(筑摩叢書 ちくま学芸文庫)

チェスには民主主義がない|0841夜 升田幸三『名人に香車を引いた男』(朝日出版社 中公文庫)

祇園の舞妓はつまらない|0873夜 坂口安吾『堕落論』(角川文庫)

戦犯を問う無責任|0448夜 桶谷秀昭『昭和精神史』(文藝春秋 文春文庫)

保田與重郎の救いかた|0596夜 大峯顯『花月のコスモロジー』(法藏館)

死者の証言は多面的である|0960夜 大岡昇平『野火』(創元社 新潮文庫)

昭和十九年の人肉事件|0071夜 武田泰淳『ひかりごけ』(新潮文庫)

すべてはまだ戦時中|0393夜 深沢七郎『楢山節考』(中央公論社 新潮文庫)

原爆の向こうに虹が出る|0238夜 井伏鱒二『黒い雨』(新潮社 新潮文庫)

社会に復讐する犯罪|0289夜 松本清張『砂の器』(カッパ・ノベルス(光文社) 文藝春秋 新潮文庫)

辺境を走って日本を見る|0801夜 五木寛之『風の王国』(新潮社 新潮文庫)

国破れても国語は残る|0975夜 井上ひさし『東京セブンローズ』(文藝春秋 文春文庫)


12.アンビヴァレント・モダーンズ




権利を欠いて義務を重んずる|0267夜 川島武宜『日本人の法意識』(岩波新書)

地方を歩いて法を拾う|0559夜 中川善之助『民法風土記』(日本評論社 講談社学術文庫)

自殺した親日外交官|0014夜 E・ハーバート・ノーマン『クリオの顔』(岩波新書 岩波文庫)

和洋の知を遊び切りたい|0336夜 林達夫 久野収『思想のドラマトゥルギー』(平凡社選書 平凡社ライブラリー)

欧米主義の顔を脱ぐ|0069夜 西部邁『思想史の相貌』(世界文化社 徳間文庫)

竹内・鶴見・吉本・江藤を論ず|0919夜 ローレンス・オルソン『アンビヴァレント・モダーンズ』(新宿書房)

ワルとアクと文化論|0524夜 長田弘 高畠通敏 鶴見俊輔『日本人の世界地図』(潮出版社 同時代ライブラリー(岩波書店))

夕立やかみつくやうな鬼瓦|0077夜 オギュスタン・ベルク『風土の日本』(筑摩書房 ちくま学芸文庫)

日本というアソシエーション|0955夜 柄谷行人『日本精神分析』(文藝春秋)

国益が複雑骨折している|0956夜 姜尚中『ナショナリズム』(思考のフロンティア(岩波書店))

辻褄があわない日本人|0165夜 金子光晴『絶望の精神史』(カッパ・ブックス(光文社) 講談社文芸文庫)

負の価値を照らす近現代史|0907夜 山口昌男『「敗者」の精神史』(岩波書店)

アメリカひじきになるもんか|0877夜 野坂昭如『この国のなくしもの』(PHP研究所)

異胎の国から真水の国へ|0914夜 司馬遼太郎『この国のかたち』(文藝春秋)

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

編集にはIDが必要です